音楽とTシャツ
vol.17 津野米咲(赤い公園)
Music2019.12.19 Thu.
音楽というか、ミュージシャンとTシャツは切っても切れない関係性にある。ライブをするときの衣装として。オーディエンスと共鳴するための強力なツールとして。そして自らを表現するためのカンバスとして。これからの日本の音楽シーンをリードしていくバンドマン、ボーカリストなど期待のミュージシャンに「譲れない一枚」を着てきてもらい自らの言葉で紹介! 2010年に高校の軽音楽部に所属していた4人で結成したガールズバンド「赤い公園」で、ギター/コーラスを務める津野米咲(つのまいさ)の1枚とは?
ゆりやんレトリィバァとJOURNAL STANDARDがコラボしたTシャツです。発売されたときから欲しかったんですけど、私が行ったお店では売り切れていて。関西に行った友だちが私が欲しいと言っていたことを覚えていて、よしもとのオフィシャルショップで買ってきてくれたんです。じつは私、ゆりやんのデビュー曲を書いていて。2017年にロート製薬の「肌ラボ 極潤」のWEB動画CMの中でゆりやんが歌っている「友達失格」という挿入歌を書き下ろしたんです。もともと大好きな人だったけど、歌声を聴いてからよりキュンキュンするようになりました。
正直、最近はTシャツをあまり買わなくなりました。わりと古くから持っているものをずっと着ているかも。19歳くらいのときに立川BABELというライブハウスでバイトをしていたときは毎日Tシャツとスキニーパンツを着てましたね。パンツは黒が必須だったので、Tシャツは派手なものをチョイスすることも多かったです。エンター・シカリのTシャツとか。
今、家ではサイズの大きい無地の白Tを部屋着にしてます。ありがたいことにTシャツをいただける機会も少なくないんですけど、そういうときもXLやXXLなど大きめのサイズをリクエストしてますね。そうそう、思い出しました。最近はPRISMAというサイトでオリジナルプリントのTシャツを作ってます。
津野米咲(ツノ・マイサ)
2010年1月に結成された4人組バンド、赤い公園のギターでありほぼすべての楽曲のソングライティングを担当している。2012年2月にメジャーデビューするとポップとオルタナティブを濃密に融合させた音楽性とライブが話題に。2014年リリースの2ndアルバム『猛烈リトミック』が第56回輝く!日本レコード大賞「優秀アルバム賞」を受賞。2017年8月に前Vo.佐藤が脱退。2018年5月に新ボーカル・石野理子を迎えた。また津野はSMAPの「Joy!!」をはじめYUKIやモーニング娘。‘16など数々のアーティストへの楽曲提供でも高い評価を得ている。
https://www.akaiko-en.com/<Live info>
「FUYU TOUR 2019 “Yo-Ho”」
12月20日(金) 名古屋CLUB QUATTRO
12月22日(日) 高松DIME
12月25(水) 金沢AZ
「こめさく presents もぎもぎカーニバル復刻版 2020」
2020年1月4日(土) 立川BABEL
photo & text : Shoichi Miyake