音楽とTシャツ
vol. 13 サイプレス上野(サイプレス上野とロベルト吉野)
Music2019.3.13 Wed.
音楽というか、ミュージシャンとTシャツは切っても切れない関係性にある。ライブをするときの衣装として。オーディエンスと共鳴するための強力なツールとして。そして自らを表現するためのカンバスとして。これからの日本の音楽シーンをリードしていくバンドマン、ボーカリストなど期待のミュージシャンに「譲れない一枚」を着てきてもらい自らの言葉で紹介! ヒップホップユニット「サイプレス上野とロベルト吉野」のマイクロフォン担当、サイプレス上野があげてくれた二枚の一枚目。
今から5年前、新婚旅行でモルディブに行ったときに買ったTシャツです。モルディブは基本的にリゾートホテルしかないので、お土産で買いたいものが全然ないんですよ。友だちには絵葉書とか買ったりして(笑)。その中でもこのTシャツはサイズ感もいいし、ボディもしっかりしていて、何より普段使いしてもモルディブの土産物屋に売っていたTシャツだとは気づかれないデザインがいいっすね。
モルディブはイメージ通りなのがよかったです。やることが海に入ることしかないんですけど、海に入って、メシ食って、酒を飲んで、寝て、また海に入るというルーティンが最高でしたね(笑)。このTシャツのサイズはXLなんですけど、俺はデザインが面白かったらサイズが小さくても買っちゃいますね。「これを着るためにがんばろう」みたいな(笑)。Tシャツを買う店ですか? いろんなところで買いますけど、リサイクルデポ湘南鎌倉店という穴場がありまして。仲間内では“倉庫”って呼んでるんですけど。とにかく店内が広くて、友だちと酔っぱらいながら掘り出し物をディグしに行くのがすごく楽しいんですよね。
サイプレス上野とロベルト吉野
2000年結成。“横浜ドリームランド”出身の先輩と後輩であるサイプレス上野(マイクロフォン担当)とロベルト吉野(ターンテーブル担当)の2人からなるヒップホップユニット。“HIPHOPミーツallグッド何か”を座右の銘に掲げ、抜群のエンターテインメント性を誇る楽曲とライブは日本語ラップシーン内外から注目を集めている。2019年、全国ツアー「〜青春の決着〜」を絶賛開催中。詳しいスケジュールはオフィシャルサイトまで。
http://sauetoroyoshi.com/
photo & text : Shoichi Miyake